2010.11.08
森林伐採体験in静岡
民家の学校で、静岡の森林組合さんの協力もあって、森林伐採体験をしてきました。
感想の前に静岡と言えば、お茶。
茶畑が新鮮で、落ち着く風景でした。
やっぱり手摘みのお茶が一番美味しいみたいです。
さぁ、山に入り伐採体験です。
今までに、既に伐採された丸太は、木材屋さんなどではよく見たことがありましたが、実際に間近で、しかも自ら伐採をすることは初めの体験でした。
受け口とおい口をいれます。
大木を、ロープを使って、皆で倒しました。
伐採後、皆で年輪をみて談話。
伐採前の自分と、伐採後の自分の木に対する想いが全く変わりました。
伐られた木の年輪を眺めていると、感じるものが沢山あるんです。
考えてみれば、伐採される殆どの木が、樹齢50年・100年と自分よりも永く生きています。
大先輩です。
そんな年輪を見ていると、木と会話をしている気持ちになるんです。
100年も前から生きているんだ。
戦争を乗り越えてきたんだ。
自分が生まれた頃は、この木はこれ位の大きさだったんだ。とか
今日伐られるか、100年後伐られるかは、その時の出会いです。
沢山ある木の中から伐採される木が選ばれるわけですから、何か、一本の木を伐採したのではなく、何本もの木を伐採した気持ちになりました。
今回、自ら伐採に携わることで、木の生命の大切さを知り、木が最大限喜ぶ姿で生かしていきたいと感じました。