2011.01.28
古材のぬくもり
ここ最近、住宅の材料に古材を利用する方が増えている気がします。古材に引き寄せられる理由は何でしょうか?
曲がった木が使いたい・チョウナ削りの跡が何とも言えない味がある・色合いが落ち着くなど理由は様々です。
確かなことは、機械ではなく大工さんの手作業で造られていることです。
そこに、機械では真似できない温もりがあるのだと思います。
中野市にて、古材を利用した階段を造らせて頂きました。
框:ケヤキの古材・・・・ほぞ穴はそのまま残しました。掃除が大変ですが、それよりも匠の技を残しておきたいと思いました。
床板:栗や杉の古材 ・・・・新材では味わえない色合いです。
階段:松の変木・・・・あえて曲がった木を使いました。柔らかく優しい感じになりました。
苦痛だった階段の上り下りも、楽しいです。
大工さん有難うございました。