大工としての
心構えを養う。
どんなに時代が変わっても、変わらない職人の心。一流の職人になるためには、技術はもちろん、人間的にも成長しなければいけません。勝山建設では昔ながらの職人の文化を大切に、職人としての厳しい心も育てています。
幅広い技能を
学んで欲しい。
23歳以下の若手技術者が年に一度、日頃鍛えた技能を競う「技能五輪」への出場を会社としてバックアップ。競技を通してものづくりの基本を身に付け、総合的な知識と技術力を磨いています。これまでに全国銅賞(3位)入賞者を輩出しました。
職人の紹介
妥協のない姿勢で、プロとして高い技術力をもって家づくりを追求する職人たち。伝統的な手仕事を大切に、現代の技術も学びながら精進し続ける勝山建設の職人をご紹介します。
勝山要助Yosuke Katsuyama
【大工/棟梁/会長/1947年中野市出身】
プロフィール
ものづくりが好きで15歳で大工の道へ。古民家改修の技術を磨き、21歳で独立して有限会社勝山建設創業。24歳で初めて自邸を新築し、以来、新築仕事が舞い込むように。28歳で2軒目の自邸を建て、結婚。
日本民家再生協会会員。
仕事への想い
依頼された仕事は断らず、全てが自然な流れで今に至っています。女性大工の入社も自然の流れ。男女を意識することなく同じように職人たちに教えています。とはいえ、今になってみれば大した仕事をやってきたとも感じます。現代の多くの工務店は下請け仕事が中心ですが、当社は商談から設計、見積もり、契約、家づくりまで行うことができ、お客様に喜んでいただけることがやりがいです。
趣味/休日の過ごし方
趣味は特に関係ありませんが、これまでに印象に残っている仕事は40歳前後で手がけた社寺建築に近いこだわりの住宅です。大工の手間だけで1000万円もかかったような大仕事で、今でも職人たちには自信をもって案内しています。若い職人には技術はもちろんのこと、昔からの職人の文化を大切に、規律正しい生活を身につけてほしいと考えています。
宮本翔平Syohei Miyamoto
【大工/2012年入社/1992年飯山市出身】
プロフィール
小学生のとき、地元大工に自室をつくってもらったことで大工に興味を抱き、高校卒業後、松本技術専門校に進学。伝統技術で仕事がしたいと勝山建設に入社。在学中から3年連続で技能五輪に出場し、初出場では県大会で敢闘賞(入賞)受賞、3年目に全国大会で銅賞受賞。
建築大工技能士2級取得。
仕事への想い
入社4年目で初めて古材の墨付けを一棟やらせてもらい、入社5年目には半年間、横浜で墨付けを任されました。一つひとつの形が異なる古材の墨付けは一般的には10年ほど修業を積まないとできないと言われていますが、当社は早いうちからどんどん仕事を任せてもらえるやりがいがあります。普通の大工とは違う伝統技術での仕事は楽しく、親方が元気なうちにもっといろいろな技術を盗みたい思っています。
趣味/休日の過ごし方
車が好きで、スバル・レガシィをスポーツカーのように改造し、サーキットに走りに行ったり大会に出場したりしています。また家族と出掛けたり料理も得意なので、家族や友人たちに振る舞ったりしています。
傳田悠太Youta Denda
【大工/2019年入社/1999年長野市出身】
プロフィール
小学校の頃から祖父の影響で物作りが好きで工業高校の機械科に入学。高校生活を送っている中で建築科の実習を見て建設業に興味を持ち篠ノ井の技術専門校の木造建築科に進学。プレカットでは出来ない仕事が出来る勝山建設へ入社。
仕事への想い
他のハウスメーカーでは出来ない古材を使った墨付けや手刻みが出来るのでとてもやりが いを感じています。まだまだ勉強中ですが作業の効率化、出来栄えを意識して仕事に取り組みます。
宮本 翼Tsubasa Miyamoto
【大工/ 2015年入社/1987年東京都出身】
プロフィール
どんな仕事をしたいか自分の将来を考えた時に手に職をつけるような仕事をしたいと思い大工を目指す。今の時代ではなかなか出来ない仕事が覚えられる勝山建設に入社。
仕事への想い
毎現場入る度に学ぶことや得られる知識、技術が多くやりがいや成長を感じられる環境な のでその向上心を持ってやっていければなと思っています。
プロフィール
4人兄弟の四男として生まれ、父親の仕事の関係で京都、兵庫、石川を移住し、大学では建築を学ぶ。ハウスメーカーに就職し、松本支店で妻・香織と知り合い結婚。伝統建築や古民家再生の仕事に面白さを感じて妻の実家・勝山建設に入社。2015年、代表取締役社長を後継。
仕事への想い
現場管理と営業、設計が主な仕事です。流行ではなく“よいもの”を残したい、若い職人を育てモチベーションを高めたい想いで仕事をしています。世の中には古民家を再生したいお客様が少なからずいますが、伝統技術をもった職人がいなくなるとできなくなるのは可哀想だと感じます。そこで当社はできる限り手刻みの家づくりをし、日本の伝統建築を残していきます。
趣味/休日の過ごし方
自然を感じることが好きで、長野県は空気や水もおいしいので、そんな環境でキャンプや登山、スノーボードなどのアウトドアを楽しめることを幸せに感じています。また、焚き火も好きで、昨年建てた自宅には焚き火場をつくり、休日はBBQを楽しんでいます。このようにお客様にも家を建てることで幸せを感じ、思う存分家での暮らしを楽しんでもらいたいですね。
中野純子Junko Nakano
【広報・CAD入力/2023年入社/1975年坂城町出身】
プロフィール
こどもの頃から絵を描いたり工作が好きで、造形芸術の短大に進学。住環境デザインを学び建築関係の会社に勤務。結婚後は子育てを中心に趣味活動。
仕事への想い
入社してまもないですが、改めて建築にたずさわれることへの喜びを実感しております。
人と人とのつながりを大切に、当社の職人の伝統技術と心のこもった手仕事で再生された古民家の魅力やそこでの暮らしをみなさまにお伝えしていきたいと思います。
プロフィール
長野県長野市出身、3人兄弟の長男。大学時代以外は長野で暮らす。建築系企業のサラリーマン時代を過ごし、2020年より勝山建設にお世話になり、15年来の友人だった小笹社長と一緒に家づくりを始める。
妻・長男・次男・長女の5人家族。
仕事への想い
お客様とのやり取り、設計・現場監理など家づくりの全てに関わる事が仕事です。私の家づくりのモットーはお客様がいかに豊かに楽しく暮らせるか。お客様にはとにかく新しい暮らしづくりを楽しんでもらいたい!私との打ち合わせは8割が趣味や遊びの話になってしまいます。でもそこが一番大切な所だと思っています。勝山建設は親方・社長が守り繋いできた伝統建築を活かした魅力的な建築をしています。その素晴らしい建築に豊かな暮らしを融合させる事を目指しています。
小笹香織Kaori Ozasa
【経理・管理・CAD入力/2009年入社/1977年中野市出身】
プロフィール
勝山建設の次女として誕生し、建築系の短期大学に進学。就職したハウスメーカーで夫・勇と知り合い結婚。一足先に退職し、CAD製作会社に就職30代になるのを機に夫婦で将来を見据え、勝山建設に入社。現在は手書きの図面をCAD入力するほか、経理や総務の仕事を担当。
3児の母。
仕事への想い
一人親方だった父親のもとに今は若い社員が増えたので、大工という危険が伴う仕事のなかで皆が安心して働けるよう、保険の加入など安全面の配慮と福利厚生など職場環境の整備を心がけています。また、建築の仕事はお客様から預かる金額も大きいため、しっかりとした管理に努めています。昨年、自宅を新築したことで家を建てる仕事の素晴らしさを知りました。私たちは魅力ある仕事をしているのだと実感しています。
趣味/休日の過ごし方
小学6年生、4年生、3歳の3人の子どもたちが生活の中心です。今は子育てをしながら働いていて事務仕事は自宅で行っており、育児と仕事が両立できる環境にいることをありがたく思います。趣味はスラックラインで、昔は子どもとやっていたのですが、最近はできていないので、また再開したいですね。
サポートチーム
中田翔太Shota Nakata
【大工/1988年岐阜県高山市出身】
プロフィール
滋賀県立大学大学院 環境科学研究科 環境計画学専攻を修了後、都内の設計事務所、建設会社にて設計士、現場監督として働きました。
2015年 トカ建築研究所 設立。主に設計、現場監理を担当しています。
2016年 小布施町移住定住コーディネーターに就任し、空き家再生のdiyワークショップを行ううちに、左官工事や塗装工事、大工工事などのdiyの指導をするようになりました。
モーガン麻衣子Maiky
【海外コーディネーター/1975年生 松本市出身】
プロフィール
"住む家や住む地域への誇りと持続性のあるライフスタイル"の実現を目指して、次の100年200年と住み続けることができる、北信州の景観にあった美しい建物を提供することを仕事としています。
勝山建設の理念、高い大工技術、常にポジティブでとにかく楽しむ姿勢にとても共感し、2018年より勝山建設とのコラボレーションにより、主に外国人向けの建築プロジェクトを担当しています。
隣の家 代表
幸家(SACHI-YA)信州いいやま古民家リユースセンター 副会長